東京都は16日、新型コロナウイルスの感染者を新たに260人確認したと発表した。感染者が300人を下回るのは、13日(206人)以来3日ぶり。また、90代と70代の女性が死亡し、死者数の累計は340人となった。
都によると、260人中家庭内での感染が43人、職場内が23人、接待を伴う飲食店などで13人が感染した。現時点で感染経路が不明な人は142人だった。
また、都内の塾に通っていた小中学生7人が新たに陽性と判明した。30代の塾講師から感染したとみられ、7人中5人は無症状だという。濃厚接触者にあたる生徒ら約65人は陰性だった。塾では授業時もマスクを着用したり透明のアクリル板などを設置したりして、感染防止策を取っていたという。
260人を年代別にみると、20代が84人、30代が53人で全体の約53%を占めた。ただ40代が36人、50代が25人、60代が23人と続き、中高年世代への広がりもみられる。10代は16人、70代は11人、10歳未満は9人、80代は3人だった。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル